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東松山市のみやざき眼科

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広い駐車場あり

国道407号沿い東平交差点近く

お子様の近視進行を抑えるために

① 調節麻痺点眼薬(保険診療)

調節麻痺点眼薬(一般名トロピカミド0.4%)による治療はピント調節機能を司る毛様体筋を一時的に麻痺させ、過度な緊張状態をリセットさせます。これにより調節緊張による近視(仮性近視)分が改善して裸眼視力が改善することがあります。ただし効果の出方には個人差がありますし、本来持っている近視(真性近視)分を減らしたり、近視の進行を抑制したりはできません。
主な副作用:一時的に近くが見えにくくなったり、まぶしく感じます(点眼は眠前にしてください)。点眼直後に目がしみるような刺激を感じる方もいます(一過性のもので通常しばらくすれば収まります)。

② 低濃度アトロピン点眼薬(自由診療)
眼鏡、CL使用者も対象

アトロピン点眼液は上記の調節麻痺点眼と同じ、ピント調節機能の緊張を抑える作用と、眼軸長(目の奥行きの長さ)の伸長を抑える作用で近視の進行を抑えます。この治療法は今すでにある近視をなくすことはできませんが、成長期に進むであろう近視の進行度を抑える点眼薬になります。
適応年齢は小学校低学年が近視の進行スピードが最も早いため、強度近視への進行リスクを大きく下げられると期待されます。中学生~高校生になっても使用は可能ですが、思春期以降は身長と同様に眼球の成長速度が緩やかになるため、治療効果は小さくなる傾向にあります。
主な副作用:低濃度なため副作用はほとんど見られませんが、まれにまぶしさを感じることがあります。治療を継続することで効果が持続しますので、長期間の継続が必要です。点眼を中止すると近視の進行が再加速(リバウンド)する可能性があるので、適切な中止時期の判断が重要になります。
費用:保険適応外診療(自由診療)になるため、費用がかかります。

③ オルソケラトロジー(自由診療)
矯正可能な適応範囲があります

特殊な形状のハードコンタクトレンズを夜間就寝時に装用し、寝ている間に角膜の形状を変形させ、その変形が翌朝レンズを外した後も残ることで日中は眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正なしで生活できるようになります。こちらも近視の進行抑制効果があると言われています。費用や詳細については医師にお尋ねください。

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